『RUFUS GOES TO SCHOOL』が原題。
「こぶたの」を添えた意訳が、この本への好奇心をかき立て、
絶妙です。
こぶただけど、学校へ行きたいルーファス。
その理由がいたってシンプル、お気に入りの本を読んでみたいから。
もちろん、一般常識として、こぶたが学校で学ぶことはNG。
ルーファスがあの手この手を考え、校長先生を説得しますが、
校長先生はやんわりと断るのですから、
その繰り返しがまるで昔話のよう。
でもね、ちゃんと目的を伝えたら、一発OKと急展開。
そう、学校の本質を突いている展開に拍手!
学校とは、という事を見事に解説した作品でもあります。
それにしても、お昼寝の時間があるってびっくりですが、
そんな海外の学校事情も垣間見えるのも魅力ですね。