この絵本は、私自身幼い頃から読んでもらっていた絵本で、出産を機に母から譲り受けました。
もう何年も読んでいなかったのに、久しぶりに読み返すと、全てをはっきりと思い出すことができました。
それほど幼児期の子供にも、強い印象を与えてくれる絵本なのだと思います。
1歳の娘は、もともと赤色が大好き。
違う絵本を読んでいても、赤いものが描かれているとそれを指差して大興奮。
当然のように、この絵本の“赤色”にも惹き付けられたみたいです。
シンプルな線画の中で、唯一形を変えていく赤いもの。
ページを捲った瞬間、その赤いものに視線が釘付けになって、中々離れません。
少しずつ、でも確かに形を変化させていくなめらかな絵に、親子ではまっています。
文章が何もないので、親のアレンジができるところも良いですね。
そのうち娘自身でストーリーを生み出して、読んで欲しいと思います。