児童館でこの本読んでと持ってきたとき
「へえ、こんな感じの本も気になるのかあ」
と、意外な気がした本です。
読んでみたら、予想以上に面白く子供は食い入るように聞いていました。
日曜のどうぶつえんでのかばののんびりした1日なのです。
実にほのぼのとした時間が流れていく本です。
でも、途中少年がかばにきゃべつをあげると、大きな一口で食べます。
本当に大きな口で、子供は感動して何度もこのシーンをめくって見ていました。
この絵本は、動物がデフォルメされることなくどちらかというと忠実に描かれていて、迫力があります。
また、どうぶつえんにきている子供の中にはげたを履いている子供もいるので、かなり昔の作品なのかなと思いましたが、全く古さを感じさせません。
そして、何かしら子供が感じている絵本のようで、何度も読みました。それだけでも、おすすめですが・・・
後日、どうぶつえんに行きました。
なんと、かばが大きな口を開けたのです。(キャベツを食べたわけではないのですが)
絵本の影響もあり、子供は大興奮!何度も思い出してかばの口のはなしをしてくれます。
私も、小さいころから何度も行った動物園ですが、いつもかばは寝てばかりでした。
本当に、かばはこの絵本とおんなじでした。私もうれしかった思い出です。