私も子供のころに読んだ事のある絵本です。この絵本を手に取って中を読んでいくうちに以前読んだ事がある絵本だと嬉しくなりました。私が読んだ事のある絵本を娘にまた読める事は至福の喜びです。水の性質について学べる絵本ですが小さいうちは雫が色々な所を冒険の旅に出る事を純粋に楽しめる絵本だと思いました。村のおばさんのバケツの中から飛び出したところから物語が始まるのが素敵です。日常の何気ないところから素敵な事が始まることが分かるからです。どの場面も子供の雫らしく表情があどけないのが好きです。春がこればまた旅に出られるだろう、と締めくくってあるのでその先のお話を自分で想像できて楽しいと思いました。