たっちゃんが子犬を買ってもらう約束でお父さんに連れてきてもらったところは、動物愛護センター・・・・
ペットショップへ行くと思っていたたっちゃんはへそ曲げて、ガムを噛みながら、ふうせんを作り「パン!」とわれると、なんとぼくはすて犬になってしまった・・・・
毎年人間の身勝手で処分される犬猫は34万匹といわれます
たっちゃんはすて犬になったことで、犬の立場から最後までかわいがると心に決めます
ペットブームの中でともすれば動物の命が軽んじられてしまう時代にこの絵本は、しっかりと動物の命の大切さも教えてくれます
原案者が書いたあとがきの中に「作者不詳の、犬から飼い主への気持ち10カ条」は読んでいると切なくなってしまうかもしれませんが、親子で考える良い機会になると思います