ぶるぶる寒い雪の中で、うさぎさんが温泉を見つけます。
ところが、その温泉は、「さるのゆ」だったり、「くまのゆ」だったりで、入れてくれません。
ところが、うさぎさんが暖かい石を動かしてみると、なんと、温泉がでてきました。
そのせいで、「さるのゆ」も「くまのゆ」も、お湯がなくなってしまします。
でも、大丈夫。やさしいうさぎさんは、さるさんもくまさんも、みんなであったまったのです。
文字がすくなめなので、5歳の娘にはどうかと思いましたが、雪で隠れた看板を見つけたり、お湯がなくなったところに気がついたり、楽しんでみていました。
「うさぎさん、やさしいね。」と、娘が言ったときは、親ばかでうれしくなりました。
寒い冬、うさぎさんのやさしさは、心も体も暖かくする絵本でした。