寒い季節にぴったりな本を探してこの絵本に出会いました。
いつものように目が覚めたしずちゃんが、いつもと違うとってもしずかな事に気づきます。
「ほらっ、やっぱり。ゆきだよ!」と真っ白になった窓を手でぬぐって見えたのは
一面真っ白の雪景色!
『かいじゅうが あるいたって きこえない。』振り向いた怪獣が『わん!』
娘は「ちがうよ〜。かいじゅうだよ〜!」と。私も「そんなわけないでしょう?」と思ったら・・・。
次のページにいた犬のシロ!「いぬくん、ここにいたね!」と娘も納得。
『うふふふ。やっぱりね。』と言いながら歯磨きをするしずちゃんがちょっと得意げでいい感じ。
雪が降り続き、怪獣の足跡が残る雪の上で歩いているしずちゃんとシロ。
『しずちゃんとシロのこえもすいこまれて、ゆきのあさは とってもしずかです。』
このフレーズがとてもゆったりとした、寒いけどなんだかあったかい感じがします。