6月4日の「ムシ歯予防デー」に合わせて選んだ一冊。
乳歯の役割や、ず〜っと先に出会う永久歯のこと、そして歯磨きについて、なんてわかりやすいんでしょう!
本物の歯の写真が楽しくコラージュされ、英語の手描き文字がたくさんあります。何よりも授業中の生徒たちのおしゃべりが憎いほど可愛い♪ お話と絵が細部までとても工夫されていています。
おかげで子どもは英語に興味津々。さらにデンタルフロスで歯のお掃除まではじめました^^v
何度ページを開いても爆笑!!
フロスマン先生の言葉がググ〜ッとハートに響きますよ!
親知らずくんたち きみたちは
同じ永久歯のなかでも
とくべつな歯です。
きみたちが ななめや横向きになっていたりすると、
きびしいことですが
「歯の学校」を去ってもらわなければなりません。
なので しせい正しく そして
くれぐれも虫歯にならないように。
先生は 32人全員にいつまでもそろっていてほしいのです。
きびしく優しい言葉に作者の愛情を感じます。
読んだ後は・・・子どもに親知らずを見せて!とせがまれ、大口を開けることに(^_^;)
大人は絵本を読む前に歯磨きをしておいた方が良いかもしれません。
ただアメリカの絵本なので、抜けた乳歯の行く末に違いがあります。国によって習慣の違いを集めた絵本『はがぬけたらどうするの?』も一緒に読むと、歯についてもっと楽しく知ることができることでしょう。