町の人たちから、信頼されている腕の良い優しい歯医者さんは、故郷の母親から「手紙を書いて」と言われているのに、なかなか書けません。
でも、リスの歯を治療したのをきっかけに毎日のように手紙をだすようになります。
いつも手紙を投函しているポストによって素晴らしい奇跡がおこります。
とても切ない物語ですが、最後はハッピーエンドで終わるので温かな
気持ちにもなれます。
優しいタッチの絵が内容にピッタリで、動物たちの表情も活き活きと
描かれています。
小さい子には難しいかもしれませんが、小さいうちは読み聞かせ、大きくなったら子供自身に読ませたい本です。