厚さが1センチ位の、童話に近い絵本です。
野原の好きな のはらおばさんが、子ども達を集めて野原を散歩する「のはらクラブ」を作ります。当日集まった子ども達は、それぞれ誰かに似ているような・・・。
みんなはお散歩の中で、鳥や動物の名前のついた植物をたくさん見つけます。どの植物にも、妙に詳しく説明する子どもが一人ずついます。
お話の中で、面白く、思わず「ほほう!」と感心してしまうような説明がされているので、読んでいる方も楽しく植物のことを学ぶことが出来ます。お話の本当の目的は「植物のことを学ぶこと」ではないと思うのですが、お話の楽しさと共に学ぶこともできて、まさに一石二鳥です。
少人数で、じっくり絵を見ながら読むことをお薦めします。