「ヤマメのピンク」三部作に続いて補作のような形で描かれた作品です。
おなじみヤマメのピンクの、子どもの夏の頃の光景ですが、
今作では人間も登場します。
人間は、川辺にキャンプに来たのでしょう、おじいさんと女の子。
ピンクのえさを横取りしたヤマメが釣られてしまいますが・・・。
人間が出てくることで、三部作以上に、人間もまた、その生存競争の中にいるということが
しっかりと伝わってくるのではないでしょうか。
いつもながら、カメラワークのようなアングルが素敵です。
しっかりと、山や川のいのちの恵みを感じ取りたいですね。