ものすごくきれいな絵本です。
ピンクというヤマメの住んでいる川での、1日の出来事をつづったお話です。
ピンクが狙っていた餌を友達のヤマメに先取りされてしまいます。でも、それは人間がはなった釣り竿の餌。
そのヤマメは、キャンプに来ていたおじいちゃんと孫娘の、夕食のメインディッシュにされてしまいます。
きれいな骨だけになっってしまったヤマメの絵が、印象的でした。
自然の恵みを食べないと、生き物は生きていけない。でも、その食べ物はきれいに食べてあげるのが最善の恩返しだと、わたしは思います。
翌日もピンクは、せっせと虫を食べています。その近くで別のヤマメは鳥に捕まっていきました。
最後まで、見せてくれる村上さんの作品です。