えびなみつるさんは本当に星が好きだと思います。
描かれているどのページも、写真のように、図鑑のように、魅力あふれる夜空の絵が詳細に描かれています。
そして、星が好きだったおじいちゃんの姿、おじいちゃんが恋人と出会い、子どもが産まれて(それがお母さん)、お母さんも星に魅せられて、望遠鏡を手に入れてと、星に魅せられた家族の姿も夜空のように描かれています。
何度見返してもうなってしまいます。
宇宙に対する夢。
この絵本はえびなさん自身のことを書いているのでしょうか。
見返しにえびなさん自身が写した、池谷・関彗星の写真がありました。
本に描かれた絵は、写真と見間違うくらいに精度が高いと思います。
とてもファンタジックな絵本でした。