新しい家族を迎える時の心境。
「上の子」になる気持ちが
「子供目線」で丁寧に書かれています。
「赤ちゃん」を待っている時間
「赤ちゃん」が産まれた時
「赤ちゃん」との生活
わたしの「淋しさ」と周りの大人の「喜び」のギャップ・・
幼な心には「おめでとう」の一言が
こんなにも刺さっているんだなぁと改めて感じます。
ぜんぜん しあわせでないとき。
すぐにまた さびくなったの!
悲しいのに 待っていなくてはいけない
淋しいのに 良い子でいなくてはいけない
少しずつ家族の形が出来上がり わたしの「お姉ちゃん」の位置が見えてくると
涙だったお顔に笑顔が戻ります。
家族はこうやって家族になっていくんだなぁ・・そう! 私がこの家に迎えられた時も。
読み終わってとても幸せな気持ちになれる絵本です。