おはなしかいで読みました。紙芝居の力はすごいですね。集中に欠ける子どもたちも紙芝居の舞台が登場すると吸い寄せられるように集まってきます。扉が開いて物語がはじまるとみんなが枠の中に入ってしまったような静けさです。
言い回しがやや古いところはありますが、子どもたちは気にならないようなのでそのまま読んでいます。自分たちがありの気持ちになって、そこに大きなお菓子を(それぞれにお気に入りの)想像しているようです。
働くくるまがたくさん出てくるので男子人気も高い物語です。ワイワイと盛り上げてストンと落としておしまい。読み手もたのしい紙芝居です。