私は苦手な絵ですが、読んでみました。
ひとりの男の子が汽車に乗って、都会から田舎町へおじいさんに会いに行くシンプルなお話です。
シンプルですが、男の子にとっては大冒険!
エンソくんが席に着くと、前に座っているおばさんが、
「さっきのぼうやだね。」と声をかけてきます。
早速、おばさんが出てくるシーンを、ページをさかのぼって探しました。
いたいた!あそこにも、ここにも!
結構、気が付かないものですね。
汽車は、町をはずれどんどん田舎の方へ。
途中、汽車にひつじたちが乗ってきたのにはびっくりしました。外国では、こういうこともあるのかなって思いました。
旅の途中で買った駅弁!
とても個性のある弁当。で、ひつじたちと一緒に食事をして一緒にお昼寝。
とても楽しそうです。
ラスト、おじいちゃんと一緒に向かう方向が、ひつじたちと一緒なのが、また、いいなあ〜って思いました。
あとひとつ、気になるのが、都会の駅で見つけた犬。
何かくわえているんです。なんだろう。
いくつかのページに登場しているので、観察してみるのも楽しい。
独特な絵はちょっと怖い感じがするけれど、
電車好きの3歳くらいからのお子さんにいかがでしょうか。