はじめて自分で空をとぶ練習をした子すずめは、力つきたので、どこかで休みたいのですが、いろんなとりの巣を見つけて近寄っていっても、休んでいいと言ってもらえません。
「あの、すみませんが、中に入って休ませていただいていいでしょうか?」
ものすごーく丁寧なのですが、この危機的状況に、そんな悠長なことを言っている場合なのでしょうか。
……というつっこみはさておき。
「仲間じゃないから駄目」という理由で断られてしまい、万策尽きたかと思われた、ちょうどそのとき!?
最後は、ああよかった。と、安心できる結末で。
子供のおやすみ前に読んであげる絵本としては、とてもいい流れなのではないでしょうか。