埼玉県鶴ヶ島市脚折(すねおり)地区で、4年に1度(オリンピックのある年です)、8月に行われる雨乞の行事を、丁寧に分かりやすく描いた絵本です。
長さ36メートル、重さが3トンもある龍蛇(りゅうだ)を担いで練り歩き、最後には池の中に入って降雨や五穀豊穣を祈願するのです。
クライマックスの龍蛇が池に入る様子は、とても迫力があります。
実は私、この地区のすぐ近くに住んでいた事があるのです。
とはいえ、地元出身ではなく雨乞行事についても詳しくは知りませんでした。
こんな事をするんだ、あの道を通るんだと思いながら絵本を読みました。
住んでいた時にも雨乞行事があったのに、帰省していて見られなかったのが残念です。
ぜひ一度見に行ってみたいと思います。