ちょっと雰囲気の違う絵本だな〜と思って読んでみたら、作者がフランスの方でした。
不思議な感じのする絵とお話で、私は「不思議の国のアリス」を思い出しました。
フランスのわらべうたを織り交ぜながら、お話が展開します。
主人公のペトロニーユ、ねずみのお母さんがなんといっても素敵です。
子供が120匹もいます。
子供たちを留守番させ買い物に行く道々、子供たちのことを考え、その思いがバラ色の花に変わってお母さんを包みます。
アクシデントに見舞われても、乗り越えます。
こんな暮らしはもう嫌だと泣いている石達には、トランプをあげて遊び方を教えてあげます。
何があっても、乗り越えていく強い母を感じました。