体の色を自由自在に変えられるカメレオン。それでなくても不思議な生き物ですよね。そんなカメレオンが、エリック・カールさんの手にかかって、さらに不思議な生き物になっています。
動物園で見た色とりどりの美しい動物に憧れてしまったカメレオンが、「北極グマみたいに大きくて灰色だったらいいのにな」と言うと灰色に、「フラミンゴみたいにかっこよかったらいいのにな」と言うとピンクの翼と長い足が生え・・・といった具合に、色々な動物の色々な部分がどんどんくっついていきます。
その姿はまさにごちゃまぜ!もう何がなんだか分からない姿を、娘は唖然と眺めていました。
こんな姿じゃ居心地悪いだろうな、と思ったらやっぱりのラスト。そうだよね〜と気持ちよく読み終わりました。