誰にだって人のことを「いいなぁ」とうらやむ気持ちが
あると思います。
子供と言ってもそんな気持ちは存在するはず。
現実的におもちゃをいっぱい買ってもらえる〇〇君っていいなぁとか
そんな気持ちは湧いては静まり湧いては静まりを繰り返しているような気がします。
そんな子供達にとってもいい絵本です。
お話はカメレオンがほかの動物を見ては
いいなぁと姿かたちを変えていくのです。
でも冷静にこの絵本を読んでいる私たちには(こどもたちにも)
カメレオンが素敵であることが十二分にわかっているのです。
また誰かのことをいいなぁと感じたときに
ふとカメレオンと自分を重ね合わせて自分は自分だと
背中を押してくれる一冊になるような気がします