電車好きの息子が図書館の棚から持ってきた絵本でした。
明るいお話なのかな?と思っていましたが、読み終えた時には胸がじーんときてしまい、暫くは何も言えませんでした。
翌朝、主人が「どんなお話だったの?」とテーブルの上においてあるこの絵本を息子に尋ねた時、
「かわいそうなお話で電車の運転手になりたかった男の子が死んじゃったの。お母さんと同じ病気(心臓病)で2人共死んじゃったんだよ。でも1日だけ江ノ電の運転手さんになれて、良かったんだよ」
って、ちゃんとお話を理解しているようで、びっくりしました。
運転手になりたい夢を小さい時から持ち続けたとも君、その夢の力で最後の力を振り絞って生きることが出来ました。
夢を実現させてくれた方々の優しい気持ちが沢山詰まっていることも分かりました。
この絵本を発行させることに携わった、とも君のお父さん、たまらないお気持ちだったでしょうね。
とも君は1日だけでしたが、江ノ電の運転手さんになれて、幸せでしたね。
親子で感動しました、有難うございました。