この作品の初版は、1984年。
主人公のだんが、悪天候にも関わらず、船を出すシーンから物語は始まります。
防波堤にいた救助隊のおじさんの「遠くに行くな」という忠告を無視してどんどん沖に出てしまいます。
荒海で転覆してしまい、最後は助けられるのですが、果たしてブルーナは何を言いたかったのか、一寸考えてしまいました。
助けられているのに、笑ってしまいましたというのは、有り得ない話です。
ブルーナの作品はどれも沢山読まれていますが、この作品のレビューは1人だけ。
海難事故が多いから、海に行く時には注意がいると諭しているのか、真意を聞いてみたいものです。