今江祥智:訳・宇野亜喜良:絵の絵本を読みました。
レノア姫が11才になる頃、木イチゴ入りのパイを食べすぎて病気になりました。(ちょとおかしくて 笑えます)
王様は、心配です
姫は、お月様がほしい そしたら、すぐに治っちゃうわ
えっ! このレノア姫の病気は?
心の病気?(思春期のかな?)
でも 親ばかな王様は けらいを呼んで お月様を手に入れるために 命令するのですが・・・・・(あまり賢くない王様ですね・・・・)
三人の家来には、できません!(月を姫に見せなければいいと・・考えるのですが・・・・)
最後に登場した 道化師はレノア姫にお月様はどんな物ですかと聞くのです
姫が答えた言葉に ああなるほどと思いました。
私は、お月様を見ていろんな事を話したりお願いしたりします。
きっと たくさんの人は、空に輝く月を見ていろんな事を語りかけるのでしょうね
昔のひとのお話や 俳句 詩にも 月のことが唄われているのはその証ですね!
人間はどれだけお月様に心をいやされたことでしょう
この絵本を書かれたジェームス・サーバーさんもまたその一人の様に思いました。
宇野さんの絵はなかなか良くて、淋しそうなレノア姫と思春期の彼女の心をうまく表現されていると思いました。
長いお話ですから、大人向けの絵本かな?
でも、青春の貴方にもお奨めです!