「わすれられないおくりもの」と同じあなぐまさんらしいあなぐまさんともぐらむんが登場します。でもでも、あなぐまさんは、思慮深くて、心優しく、どうみてもあのあなぐまさんなのですが、もぐらくんのキャラクターがちょっとあのもぐらくんよりは明るくて軽いような気がするなあ。他に登場する動物達も、なんだか、ちょっぴり優しい心をどこかに置き忘れている気がするし・・・と思っていたら、なんと、絵は同じスーザン・バーレィですが、作者が違う。狐につままれたような気持ちです。
ともあれ、君自身を持って来てくれ、というあなぐまさんの言葉は、とても暖かく、パーティは(ひいてはお友達づきあいは)”もの”が中心なのではなく、人と人との触れ合い、気持ちが大事なんだということを教えてくれます。いくつになってもそういう付き合いができればいいですね。