「わすれられないおくりもの」があまりにも有名で、それはだいぶ前に読んでいたのですが、この《アナグマ》さんって、あの《アナグマ》さんですよね〜?
この頃はまだすっごくお元気ですね〜。
こうやって物語の中の時系列を遡ると、《アナグマ》さんの世界も懐かしいアルバムをめくっているような気分になってしまうのは、気のせいでしょうか?
メインの主人公はアナグマさんですが、この絵本の中の進行的な目線はパーティに招待されたモグラでした。
正直、私もモグラと同じ立場になったら、いじけて帰ってしまいそうだなと思いました。
なので、むしろ最後までパーティに参加して、アナグマさんの真意をくみ取り、自分らしいプレゼントで、パーティに参加できたモグラはすごいなと、感心しました。
アナグマさんの指摘が意外と哲学的なので、このお話はできたらあまり小さいい子さんよりも小学校中学年以上のお子さんにお薦めしたいです。