あのアナグマさんのお話が、他にもあると知り、ぜひ読んでみたいと思っていた1冊です。(9月の連休にキャンプに行き、テントの中で読んであげました。)
もちよりパーティ・・・大学時代に友人達とよくやりました♪確かに料理上手な友に比べて、私は・・・(汗)という、ちょっと自己嫌悪気分と、でも楽しかったパーティが懐かしく浮かんできます。
持っていくものが何もないと嘆くモグラ君に、『君自身』を持ってきてと言ったアナグマさん。
本当に、自分以外何も持たずにきたモグラ君に、周りのみんなは冷たい。(←ここが、ちょっとひっかかります。私も・・・)
いじけて、隅っこで小さくなってるモグラ君に、アナグマさんは
あたたかい言葉をかけてくれます。(←ここで、やっとホッとします。)
パーティのあり方、プレゼントの意味、人を喜ばせることって?!かなり深いテーマを扱っていて、読み応えがあります。
でも、同じアナグマさんでも、作者の違いか?!『わすれられないおくりもの』には叶わないというのが、正直な感想です。