カラフルな色づかいと、かわいらしいコアラの絵の表紙に惹かれて手にとりました。
コアラとお花のほのぼのとしたお話かと思いきや、
コアラがお花を見つける→花を好きになり、育てたくなる→どうやって育てるか?→図書館で調べる→花が咲く!→他のことにも興味がわく→図書館へ
・・・と、知ったかぶりの友達になんでも聞いていたコアラが、興味をもったことを自分で調べる楽しさ、うれしさに気づき、ますます知的好奇心がわいて、ちょっぴり自信をつけた姿が、子どもの成長をみるようで、温かい気持ちになりました。娘も、コアラの純粋な気持ちや、行動に親しみを覚えたようで、読んだ後は、「おもしろかったぁ〜」と満足していました。
内容ももちろん、カラフルな色使いや、花の写真のコラージュが鮮やかで、見た目にも楽しめる絵本です。