表紙のかわいいコアラに惹かれて3歳の娘が借りてきた本です。
知りたがり屋のコアラくん。きれいなお花ってどうやって作るの?って考えて、アナグマたちにも聞いてみて、いろいろ試すんだけど・・やっぱりお花は作れない。そして、ロバに「わからないことがあったとき、いつも行く場所」へ連れて行ってもらいます。そこは・・・『としょかん』なんです。こあらくんはたくさんの本を借りてきて、夢中になってよみます。そしてお花の種をまき、水をやり、一生懸命世話をします。すると・・・
私も子どもたちも図書館が大好きで、本を借りるって事が日常になっています。知りたいことがあったとき、その気持ちにこたえてくれる本に出会える幸せ、喜び!子どもたちと一緒に味わいたいなって思います。
この本に出てくる、図書館の様子がとってもかわいいです。色とりどりで、みんなが本を楽しんでいることが伝わってくる感じです。こんな図書館あったら素敵だな〜。
子どもたちが本に親しむきっかけになったり、図書館っていう場所がとても身近に感じられる貴重な本なんじゃないかな。
でもひとつ思ったのは、「お花」って漢字で表記しないで、「おはな」にしたほうが絶対にいいって思いました。きっと小学生向けなんだろうなって思いますが、読み聞かせるなら園児でもokでしょうし。5歳の息子が、コアラのお・・・って考えてました。そこだけがちょっと残念な気がしました。