町でお菓子作りの勉強をしてきたひげはちぎつねが、のんびり山でケーキやパイのお店を開くことになりました。でも、開店前日、大変なことに気付きます。ケーキやパイの材料が、全然足りないのです。ひげはちぎつねの友達、ウサギやカケスは森のみんなに宣伝してきてしまったし・・・。さあどうするのでしょう・・・?
「どうぞのいす」で有名な柿本幸造さんの絵です。のんびり山の緑豊かな風景や、可愛い動物たち、描き方は本当に絶品です。ひげはちぎつねの作り出すケーキやパイも本当に美味しそうでよだれが出てきそう。
絵もさることながら、お話も心温まる素敵なお話。
優しい森のみんなに支えられて、無事にケーキ屋さんを開店することが出きました。みんなで協力し合ってこそ完成したお店。ひげはちぎつねも涙が出るほど嬉しかったんですね。
絵もお話も言うこと無し。お勧めの一冊です!