図書館で6歳の息子が「はは、これこれ!」って、持ってきたのがこの絵本。
『おっと、合点承知の助』・『えんにち奇想天外』でつちだ先生の絵のファンの息子。
開いて、懐かしそうにしていました。
でこちゃん家に、従兄弟のらすたくんが一日お泊まりに。
初対面で、でこちゃん何となく、ぎくしゃく。
わかりますね〜。
一家のアイドルのような自分の存在を忘れたかのような家族のらすたくん歓迎ぶり(泊まりに来て、里心をおこし泣かれちゃ困りますものね)。
これが何となく気に入らないんだな〜でこちゃんは。
でもでも、「同じ」を見つけて仲良しに。
終盤息子が、私に勧めたわけがわかりました。
彼の大好きな「忍者」大会のページがありました。
つちだ先生の描く、家の中の様子が庶民的っぽくて好きです。
ラストの玄関のドアにくっついたラバーカップ(わが家では通称カッポンだと言い張る人がいます)を見て、悪のりに恐れをなすらすたくんのママの表情がまた笑えます。
忍者ごっこ大好きなお子さんに、特にお薦めします。