ピンクシリーズ第二弾。
少し成長したピンクにとって、初めての冬を向かえるわけですが、自然界に住む生き物にとって、冬というものが厳しいものなんだなということを、改めて思い知らされました。
怖いけれど、優しいスノーじいさんに助けられ、なんとか春を迎えたピンクにとって、春は本当に嬉しいものだったのでしょうね。
スノーじいさんは、亡くなったのかもしれないけれど、文章には、きっとどこかに・・とだけ書かれています。
娘は、きっとどこかで生きてるねと信じているようです。
私もそれを祈ります。
また、文章では触れられていませんが、春を迎えたときには、周りにたくさんの小さいヤマメたちが泳いでいます。
春が来て、また新しい命たちが誕生したことが描かれているのですね。
そんなことを子どもと話しながら、厳しく、そして輝かしい自然に触れられる本だと思います。