「クジラのかせき」ってなんだろう??と題名に惹かれて図書館で
手に取りました。
ちょっと変わったりょうくんが保育園に入園してきます。
だけどみんなとは交わらないし、喋らないし、気に入らないことがあると泣きわめくし・・・お母さんも毎日来て付き添ってます。
そんな異質な存在のりょうくんを、どんぐり保育園の先生やお友達は
否定することなく、温かく見守り、応援します。
りょうくんの得意なこと・好きなことを引きだしていくのです。
なかなか大人でもできない優しさのある行動だと思います。
(その優しさ・気長に見守ること・・・自分に欠けていて反省です。)
そんな仲間に見守られながらも、ひとりマイペースに穴を掘り続けるりょうくん。
どんどん、どんどん穴を掘って・・・・(この先はお楽しみで☆)
穴がどんどん深くなってがんばるりょうくんの姿に、
わが子も「すごいね〜」と目を丸くして、一緒にワクワクしていました。
さいきん園から帰ると「今日もお友達が入れてくれなかったの・・」と
うなだれている息子・・・きみもマイペースにガンバレ〜と内心エール。
そしてこの絵本は息子の大好きな絵本、かこさとしさんの
「うさぎぐみとこぐまぐみ」に少し通じる部分があるかなぁと
思いました。(同じ、保育園を舞台にした1冊です)
やはり園が舞台のお話は息子にとっても身近に感じるようで、
身を乗りだして聞いています。