本当に素敵な絵本です。
自信を持って、世のお母様方におすすめ致します。
この絵本に出てくる、ふくろうぼうやは、とても知りたがり屋で利発な子供ですが、その母親は、穏やかで、優しくて、聡明で、深い愛情を持っています。
そんな母親に育てられた子は、やはり聡明で愛情深いふくろうに育ってゆくのでしょう。
とにかく、この絵本の中には、宝箱にしまっておきたいくらい素敵な親子の会話があるのです。
皆さんも是非、手にとって親子で味わって下さい。
そして穏やかな時間を過ごして下さい。
子供に問われて、答えをすぐ教えてしまえば、簡単なことなのですが、いつもそれでいいのでしょうか。
ふくろうぼうやは、何かを教えられたことよりも、何かを自分で気付いたことに感動するのです。それは、とても素晴らしい発見で、絶対に忘れず身に付くのです。
気付くまで、じっくりと待ってあげるふくろう母さんが、本当に素敵です。
忙しい毎日の中で、忘れてしまっている何かを私にも気付かせていただきました。
感謝。