この本との出合いは、昨年夏の家族旅行。八ヶ岳小さな絵本美術館の図書室でした。
言葉遊びの本は以前から大好きでしたが、中を見て目からウロコがポロポロ! なんて楽しいの!なんて笑えるの!なんて夢中になれるの!!
静かな図書室で、家族5人でまわし読みをしながら大笑い。
わたしはその日、車のなかで、宿泊先で、
「ちんぱんじいからかいじんぱんち」(チンパンジーから怪人パンチ)
を、何度つぶやいて大笑いしたことでしょう。
もちろん、他にも楽しい回文盛りだくさん。その日から私は、石津ちひろコレクターの一歩を踏み始めたのでした。
小学校や中学校で朝の読み聞かせボランティアをやっていますが、季節の絵本を読んだあと、この本の回文をいくつか紹介。小学生も中学生も、みんな笑顔一杯で朝から大笑いしてくれますよ。
そして私も朝から幸せな笑いに包まれ、いい気分で仕事に出掛けるのです。