かえるのフリッツは、なぜかおならが止まりませんわが子は、「プー」という音を読むたびにげらげら笑っていました。何をしても治らないので、お父さんやお母さんに「もう自分の部屋に行っていなさい。」と言われます。けなげに我慢しているフリッツは、いじらしいです。すると、どんどんおなかが膨らんで、ついに空へ飛んで行ってしまいます。そこで、フリッツは、空からの景色を楽しみます。そんな状況でも、楽しんでしまうフリッツは、素敵だなと思います。わが子は、「いいな、そらをとびたいな」とつぶやいていました。
フリッツは、思い切りおならをすると、みるみるしぼんで地上に降りてきます。そこで、家族は、再会をし喜び合います。コミカルなお話ですが、家族のきずなも感じられるお話です。
スイスの作家の方が、描くかえるは、日本人のわたしがイメージするかえるとは、ちょっと違って新鮮ですよ。