笑う門には福来る、ってことわざがありますが、
この絵本の主人公サバイというワニくんには、
まさにその言葉が当てはまります。
お誕生日だってのに誰も祝ってくれる人がいないのは、
さびしいですもんね。
自分でごちそうやプレゼントや誕生日カードを用意したり、
楽しい日になるよう前向きなサバイがけなげです。
サバイがピリィの産まれた卵を拾ったのは、
前向きなサバイへの、
神様からのプレゼントかもしれませんね。
自分が一人ぼっちに思えても、
前向きに考えて楽しく生活する努力をしてれば、
そのうち素敵な事があるはずだよ、って
子供に伝えたくなる絵本だと思います。
絵もカラフルでとっても綺麗です。
表紙の絵が素敵だったので、図書館でおもわず
手に取りました。
3,4歳ぐらいの子供さんにお勧めです。