冬眠中のくまさんが、自分が子どもの頃のちっちゃなこぐまになっている夢をみます。春、夏、秋、冬と夢を見続けています。子どもの頃の楽しい思い出がくまさんはいっぱいあって幸せだったんだと思いました。春は、ピンクのクロッカスがゆりかごになって、夏は、ブルーベリーのあめが降って、秋は鳥も魚も川も、みんな みんな、黄色オレンジと茶色に染まり、冬は、一面の銀世界、夜空の色とりどりのきらきら輝いて光っているのがとても綺麗な色彩の夢でした。私は夢をみるのが滅多にないですが、色のついた夢はみたことがないように思います。冬眠中のくまさんは、色彩が綺麗な夢を見て羨ましいと思いました。沢山沢山の夢を見たくまさんが目を覚ますと、現実の春が待っていました。夢でなく春の訪れがとても素敵でした。楽しい夢がいっぱい見られてくまさんよかったねって思いました。