8歳の息子と読みました。
私が小さいころ大好きだったお話。
ゆきおんなの、美しい恐ろしさ、
そして恐ろしいのだけれど最後に子供の寝顔を見て、
旦那に息を吹きかけることなく去っていく切なさが、
子供ごころにも冷たい美しいお話として記憶に残っていたのですが、
8歳の息子には、ただただリアルに怖かったよう。
主人公の男のところに、
うつくしい女が泊めてもらったあたりから、
「もしかしてこのひと、ゆきおんなじゃ・・・」といぶかり、
そして、「おまえさんとうとうしゃべったね」あたりでは、
もう私の腕にしがみついて聞いていました。
寝る直前に読んでしまったため、
その夜は怖さが離れず泣きながら寝てしまった息子。
おひさまの出ている昼間の間に読めばよかったです。