『Little Boy』が原題。
「きみがいま」という訳出がいい感じです。
表紙の主人公の様子に、筆者が語りかける、といった展開です。
この男の子が夢中になっていること、何となくわかりますね。
息子二人を育てていますが、やはり理解不能の行動に驚くことも多いのです。
でも、もう受け入れてしまったというか・・・。
それだけに、ここまで夢中になれるって素敵だと思います。
大人になって鈍ってしまう感性でしょうか。
だからこそ、そんなことを気付かせてくれるこの作品には感謝です。
さりげなくお父さんが大きな存在感で描かれているのも好感が持てます。
男同士の世界ってやっぱりありますものね。
やはり、当の子どもよりも大人の方が共感できると思います。