雪国の小さな村(スイス)の、ウルスリ(兄)とフルリーナ(妹)のお話です。
あしたは、子どものそり大会。自分のそりをきれいに飾るため、動物たちの世話が終わると、ふたりは準備にとりかかりました。
フルリーナはウルスリに命じられ、隣村の糸屋の店に毛糸のふさを買いに行かされます。糸屋のおばさんにそうじを命じられ、すっかり帰りが遅くなったフルリーナは、大雪の中に埋もれてしまい・・・。
うちも一応雪国の小さな村(最近ここまでつもらないけど)だし、長男と長女の姿と重なり、共感しました。
雪国の大自然のすばらしさと共に厳しさ、こどもたちの生活やおまつり(そり大会)を、静かだけれどドキドキするお話と、美しい絵でかいていて、なかなかいいですよ!(少し大きい子向けの絵本だと思います。年長さんくらい〜小学生)