表紙絵では気づきませんでしたが、中を開いて「あっ、石井先生の絵だ!」って手に取りました。
可愛い女房がいれば貧乏も苦にならないのはいいけれど、仕事に身が入らないようじゃ困ります。
そこで、恋女房おはなの絵姿を描いて、畑に持って行くごんべえさん。
このことを勧めた女房のおはなさんの“夫を呼び捨て”にするページに爆笑です。
この夫婦の力関係が解ってしまったような気がして。
さて、笑っていたらとんでもないことに殿様に横恋慕され、おはなさんはお城へお召し上げに・・・。
この後は中国周代の幽王と褒娰のお話を髣髴とさせる展開。
ラストは、え゛〜、こんなんでいいの〜?
と、年取った賢い家来の一言に笑ってしまいました。
このお城の行く末を心配する事はやめにしました(笑)。
まあ、洗濯物がたくさん干されるお城になる事は確かでしょうねぇ〜。