犬のパスタのいる風景に一つ一つ題がつけれられパスタの目からみた日常が書かれています。
見ていて飽きないところが、物語というより壁に張っておきたいような絵と解説だと思ったら、村上さんは画家であり、ポスター、さし絵、企業カレンダーを主な仕事にしているとか。絵そのものがとてもなじみやすくくせがない。
犬にしてみればさりげない風景なのかもしれませんが、文章に味があります。
画家がこんなことを思いながら絵を描いているのかなと思わせます。
一冊を読み聞かせするのではなく、時折ページをめくって読んであげるとよいかもしれません。