素敵な絵本を見つけました!!
デッサン力は、正直「ヘタ上手」という部類に入る画力だと思います。
でも、『絵本』としての味わいは、ものすごく秘めた力を持っている絵本作家さんです!!(私の目に狂いはない!!…と、思います)
目が「3」の年老いた犬(絵本を見れば「3」の意味がわかります)を
お供に、あてもない旅を続けるおじいさんさんが主人公です。
私は上の子と読んだのですが、
「犬がいいね!ねずみは嫌いじゃないけど、ねずみがいっぱい出る小屋に寝るのはちょっと勇気がいるよね」と、笑ってました。
この絵本は「おじいさんの孤独感」がどう癒されるのかがキーになっているので、
年齢の低いお子さんより、小学校高学年以上にお薦めします。
特に2世帯住居や、近所におじいちゃんおばあちゃんが住んでいるお子さん、中高生のお子さんなら、将来へルパーさんなど、高齢者の方に触れ合う職業を考えている人に、特にお薦めしたいです。
裏表紙には、初めと終わりに4コマ漫画のような「おじいさんと犬」の一日が載っています。
おじいさんの人柄や日常が読みとれる素敵な絵本です。