「おやすみなさいコッコさん」に続いて、今度はコッコさんが通う保育園が舞台になっています。娘が幼稚園の年少さんの時に読んだので、共感するところがあるかな〜と思いながら読み進めました。
ひとりぼっちだったコッコさんですが、ある日同じようにひとりぼっちのアミちゃんを見つけます。服の色が似ていたことからぐっと距離が近づいて二人は仲良しになります。やっとできたお友達。
でもこの絵本はそれだけでは終わりません。そのあと喧嘩をした二人は他の子とも遊ぶようになって、いつのまにかみんなの輪の中に入れるようになっていくという、二人の視野が広がった瞬間まで描かれています。
ひとりが好きな子ももちろんいるから、輪の中に入ることがすべてではないけれど、うちの子も本当はお友達と遊びたいのになかなか言い出せないという時期があったので、この展開にほっとしました。
こうやって娘も幼稚園で、孤独や喜びと向き合ってきたんだな〜と胸がぎゅっとします。