のら犬のケンやその仲間たちの間でうわさの、あしなが。
お城みたいな大きな家に住んで、ぼくをばかにしたような顔で見るんだ。
子犬や子猫を食べちゃったんだって。
ある日、ケンはあしながの本当の姿を知ります。
ケンの気持ち、何だか私も味わったことがあるなぁと思って胸に突き刺さりました。
この人苦手だな、と思っている人と、話してみるとすごくいい人だったり。
人の噂だけで、その人のことを判断してしまうということもよくありますね。
とても奥の深い絵本で、大人でも読み応えがありました。
そして、ケンのように真実を知ったとき、みんなに言えるか。
ケンの勇気に拍手を送りたいです。
ケンのような正義感のある人になりたいなぁと思います。
3歳の息子には難しい部分もありましたが、「よかったねー」と言っていたので、ニュアンスは伝わったかな。
もう少し大きくなったらまた一緒に読みたい絵本です。