楽しみながら交通ルールがわかる絵本です。
でも何よりも絵のかわいさに惹かれました。
そして、なんだかとってもなつかしい。
確かにこれ、私が小さいときにも読んだことがあるのでしょう。
おともだちのうちに一人で(どうぶつもいっしょに)いくわくわく感。
うれしくって早くいきたくて、はしりだしてしまう気持ち。
大人に注意されても「つまらない」っていってしまう正直な気持ち。
うんうん。どれもわかる、わかる!
子供ってそうなのよね。
いくら危ないっていわれてても、そのときの楽しさにはまけてしまう。
それを周囲の大人が暖かい目で見守って、時には注意していく。
そういうことってとっても大事なんだな〜って思います。
はらっぱにでて、もうだれも「だめだめだめ」なんていわないので、
うれしそうにとっとこはしりだすたろうたち。
そうだよね。やっぱりそうやっておもいきりはしりたいんだよね。
子供たちが思い切り走り回る場所がなくなってきた今。
原っぱや空き地やあぜ道があった私たちの時代とくらべて、
「だめだめだめ」っていわれることが増えてきてしまった子供たち。
ちょっとかわいそうな気がします。