マコチンと呼ばれているまことくんの、楽しくて心温まるお話です。
マコチンは本当に小学生の男の子らしく、元気でやんちゃです。
そんなマコチンの何気ない毎日をのぞくと、クスッと笑ってしまうエピソードがたくさん。
そして時にはほろりとさせられる場面も。
読んでみて思ったことは、このマコチン、小学校の授業からみんなとの遊びまで、いつでも全力投球なんですよね。
だからちょっと思い通りにいかないと悲しくなったり、途中で諦めることができずに怖くてべそをかいてしまうことも。
そんなマコチンがとても愛おしいと思うとともに、大人になって手を抜くことや途中で諦めてしまうことが多くなっていた自分が恥ずかしくもなりました。
初版が発行された時期からすると、私と同年代。
あのちびっこギャングのマコチンが、今どんな大人になったか見てみたいものです。