人間の女性・フランチスカとくまのアントンが共同生活を始めます。
うまくいくのかと思ったら、くまのアントンは家の中の仕事が得意、さらにジャム作りもとても上手なんです。
アントンが薪割りをする時に、好きなものがあると薪を割りたくなると言うがとても印象に残りました。
終わり方は少し切なく感じました。
勇気も知恵もあって、更にお料理上手なアントン、こんなくまなら一緒に暮らしたいなあと思うかもしれませんね。
分量的にはページ数も多くなく読みやすいのですが、アントンがフランチスカに淡い恋心を抱いているように感じるところがあるので、そういう感情が読みとれるのは、低学年では無理かなあと思います。
女の子だとそういうことに敏感なので女の子なら感じ取れるかもしれませんが。
内容的には中学年ぐらいかなあと思います。