衝撃的な題名ですが、立派な科学本です。
おしっこを題材に、ちゃんとした科学の視点を楽しく教えてくれます。
語り口もなかなか愉快です。
冒頭から、「おしっこをちょっとなめてみる?」と直球。
でも、柳生さんは、ちゃんと試してみたようですよ。
これはすごいです。
さらには、読者に考えさせる語りかけがそこここに。
もちろん、医学的にも壮大な解説なのですが、
軽妙な語り口が、なかなかの長文もぐんぐん読ませてくれます。
ちゃんと、医師の監修もしてあるクオリティ。
小学校高学年くらいから、楽しくしっかり学べます。